建物について
Equipment
案内図
武家屋敷邸内案内図です。画像をクリックすると大きいサイズで表示します。
当主居間
主屋の表側とは対照的に、面皮(角に木の丸みを残した木材)の長押や鳥の形(ふくら雀)の釘隠しなど遊び心のある造りとなっています。
座敷
当主が来客を迎える部屋で、書院や柾目(平行な木目)の長押、九曜紋の釘隠しなど格式を重んじた造りになっています。
長屋門
長屋門は、武家屋敷の特徴のひとつで、門番や中間(武家奉公人)の住居としても使われていました。中間は、上級または中級武士に仕え、屋敷に出入りする人の監視や案内などの雑務にあたり、各部屋の物見窓からは塩見縄手通りを望むことができ、屋敷の防備のひとつとなっています。
その他の見どころ
武家の生活が伺える建物ならではの造りとなっています。
- 内玄関
- 式台玄関
- 次の間
- 家族部屋
- 奥方居間
- 茶室
- 仏間
- 湯殿
- 味噌部屋
- 竃(くど)
- 雪隠
松江の茶の湯
Tea
茶の湯は武家の嗜みで、特に松江藩松平家7代藩主不味は大名茶人として知られ、藩内の町民にも茶道が普及しました。このため、現代の松江でも、多くの家庭で日常的に薄茶が楽しまれ、和菓子の消費量も全国有数であるなど、「お茶文化のまち」として知られています。